赤ちゃんの舌小帯について

赤ちゃんの舌小帯について
舌小帯は舌の裏側と口の底をつなぐひだです。赤ちゃんの時期にこの日だが短いと。泣いたときなどに舌の先端が引っ張られてくぼんで見えることがあります。舌小帯は成長とともに変化し舌の動きは哺乳を行っている間に良くなることが多いのです。
 実際に赤ちゃんがうまくおっぱいを飲んでくれない時に、その原因を舌小帯短縮症のためであると安易に考えるのは間違いです。授乳にはお母さん側の乳房や乳頭などの状況や育児の慣れと赤ちゃん側の哺乳力など多くの要素が絡んでいますので、手術をしたら授乳の問題を解決するというものではありません。
 乳児期を過ぎても未だ舌小帯が短く、舌の動きに制限があり日常生活で不都合があるようでしたら、手術の必要性があるか医師と相談してください。言葉の発音が心配になる場合も、自然に改善することもあるので手術は5歳まで待つことが勧められています。